 |
|
 |
山肌を白と薄桃色に染める梅の花。いわき市平山崎にある<専称寺>は、市内有数の梅の名所として知られている。
この<専称寺>は、室町時代の1395年(応永二年)に開山。現在のような梅林になったのは、昭和初期とのことだが、開山当初より、"梅福山"の山号が付いていたことから、室町の頃より梅が咲く地だったことが想像できるだろう。
浄土宗名越派の奥州総本山として、多くの僧が修行に勤しんでいた<専称寺>。
浄土宗は、1175年(承安五年)に法然上人が開宗。
|
|
上人の死後、名越派を含む6つの宗派に分別され、1923年(大正十二年)の宗派統合まで、<専称寺>は奥州総本山としての役割を担ってきた。
本堂を含む伽藍や山裾にある山門は、国の指定重要文化財。訪れた際は、美しく咲き誇る梅の花のみならず、<専称寺>が歩んできた歴史、風格のある建造物にも注目していただきたい。 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
| ○1669年(寛文九年)に発生した火災により、旧本堂は倒壊。その2年後に改築され、現在の建物となった。現在の本堂や庫裡(居住用建造物)は、2004年に国の指定重要文化財に指定された。 |
|
○〈専称寺〉の本尊「阿弥陀三尊像」は、随時観覧可能とのこと。また、〈専称寺〉を開山した良就上人の像は、毎年12月14日に行われる「開山忌」の際に拝観することができる。 |
 |
|
|